タクマ精工の製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
無人搬送車(AGV)は、省人化や効率化の観点から、近年注目を浴びている物流技術。その魅力に迫りました。
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タクマ精工は、1985年に無人搬送車(AGV)を製造・販売して以来、お客様の用途やニーズに合わせた、さまざまな製品を開発しており、多数の販売実績があります。
無人搬送車のラインナップは、耐荷重200kgの積載型搬送車から、磁気テープを誘導体に用いた牽引型、前高わずか2センチ以下の床下型など、一通りの無人搬送車を用意。
加えて、カスタムメイドにも対応しており、24時間連続自動運転が可能なコンベア装備前後進型や、1400kgまで牽引できる重量型のdpなど、用途に合わせた無人搬送車を製造しています。
タクマ精工の手押し台車型 TC-900S Ⅱは、手押し台車とAGVの2つの役割を一手に担い、搬送ルートの無人化を実現する製品です。誘導方式は光学誘導方式と磁気誘導方式、およびそれらの併用の3種類から実際の運用シーンに適したものを選ぶことができ、完全充電状態であればは最長8時間の連続稼働が可能です。100kgの積載時でも分速およそ25mの速さで走行できるため、作業効率化や無人化に大きく貢献します。
タクマ精工の牽引型TC-900L Ⅱ 24は、既存の作業ラインに新たなAGV搬送ルートを簡単に構築できる製品です。上述した手押し台車型AGVと同様に、牽引型の本製品も光学誘導方式と磁気誘導方式から実際の使用現場に合った方法を選べます。走行速度は分速25m、最長連続稼働時間8時間で、25kgfまでの対象物を牽引できます。
タクマ精工は1980年に神奈川で設立した電子機器メーカーで、1983年から無人搬送車の開発に取り組んできました。
開発以来、大阪国際展示会やアメリカ、スペイン、イスラエルなど、国内外問わず、さまざまな展示会に無人搬送車を出展しています。
無人搬送車の主な納入先としては、自動車関連メーカーや、OA機器・精密機械メーカー、電子・電気機器メーカーがあります。
そのほかにも、ゴム・化学製品メーカー、非鉄金属・鉄鋼メーカー、繊維ガラス・窒材メーカー、OA事務機器製造メーカーなど、業界業種問わず、さまざまな取引先への納品実績を誇ります。
走行性能 | 前進、前後進、横行 |
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誘導方式 | 磁気誘導方式、光学テープ方式 |
搬送物重量 | 100kg~500kg |
住所 | 〒243-0424 神奈川県海老名市社家五丁目2番52号 |