ダイフクの製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
作業にアクセスするためにトラクタのボディを回転させる構造を内蔵した初期のAGVの問題点を解消するため、SmartCartでは、すべての作業者が常に適した高さで作業できるよう、トラクタのボディを上げ下げできる油圧リフト機能をカート側に付加。これにより、作業性が大幅に改善され、組立作業のかなりの重労働部分が削減されました。
さらに同社では、SmartCartが長時間使用できることにも着目。すべての生産工程においてインライン「自動充電システム」を採用することで、カートのバッテリ充電にかかる時間を大幅に短縮し、作業時間やコストをさらに圧縮する効果を生み出しました。
AGV(無人搬送車)はクレーンと連動し、電極塗工、電極プレス、スリットなどの工程へタイムリーに搬送することで各装置の稼働率アップを実現します。
画像認識技術とAGVの位置補正機能により、各装置へ高い精度でダイレクトにロールを供給・回収します。
装置との信号授受とインターロックにより、確実な受け渡しを実現します。
ダイフクは、自由にレイアウトが可能な、全方向移載型無人搬送台車「FAV/FAC」をはじめとして、自動倉庫と兼用することで仕分け作業を省力化する、高速仕分け台車「STV」など、物流サービスに貢献する様々な自律ロボット技術を手掛けています。
ただ単に製品を作って販売するだけでなく、上述の導入事例のように物流プロセスに関する包括的な提案や、現場のニーズに沿った具体的なソリューションを提供している点が特徴です。
ダイフクの全方向移載型無人搬送台車は、レイアウトを自由に設定できて、縦・横・斜めなど多彩な走行が可能なAGVです。環境保全の観点から選ばれたリチウムイオンバッテリーは、従来のニッカドバッテリーと比べて30%ほどコンパクトで軽く、本製品の走行機能向上に貢献しています。メンテナンス時の方放充電作業も必要なく、急速自動充電機能まで搭載された非常に便利なバッテリーによって、効率的な運用が可能です。
ダイフクの高速仕分け台車は、自動倉庫と組み合わせて使用することで複雑かつ高度な在庫システムを形成できるテクノロジーです。レイアウトには、複数の台車がループ上の軌道を走行するループ式と、1台もしくは2台の台車が直線軌道を往復走行するシャトル式の2種類があり、実際の運用シーンや処理量に応じて最適なシステムを提案してもらえます。
ダイフクは1937年の創業以来、80年以上にわたって様々なマテリアルハンドリングシステムの開発を手がけてきました。
敷地面積120万平方メートルの専用工場で、自動倉庫やコンベアーなどの物流設備から情報システムや制御システムまで一貫して自社生産を実施しています。
特に自動車産業に関しては豊富な導入実績を有しており、そのノウハウに基づいて現在は農業や水産業、サービス産業など業界問わず様々なクライアントとの取引実績を誇ります。
走行性能 | 全方向 |
---|---|
誘導方式 | レーザー誘導方式 |
搬送物重量 | 記載なし |
住所 | (本社)〒555-0012 大阪市西淀川区御幣島3-2-11 |