明電舎の製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
これだけ長距離搬送だとコンベアを敷いたり、天井レールを設置したりするのはスペース的に難しく、一度設置してしまうと変更ができません。
AGVなら搬送距離が長くても設備が不要なので導入を決めました。
生産能力の増減に応じて、必要な時に必要な台数の台車を簡単に設定し稼動できるので、非常に効率も良いですね。
AGVを導入してからは、後工程が必要としているときにAGVが自動で持っていってくれるので非常に助かります。
ロボット等のハンドリング設備を必要とせずに導入できたので、投資効果は非常に高いですね。
具体的には、3名体制の作業員を1名にすることができました。
フォークリフトが通れるように大きな固定設備を入れたくなかったので、フォークリフトと走行路が共有できるAGVがコンベア代わりになってくれるので満足しています。
初めてAGVを導入しましたが、立ち上げにかかる時間も短く、操作も簡単で驚きました。
また、AGVであれば将来のライン変更や増設にも大きな工事が不要なのもメリットのひとつですね。
明電舎の無人搬送車は、横揺れの少ない優れた走行制御や、磁気誘導からレーザー誘導まで幅広い誘導方式、パソコンで簡単に操作できるわかりやすさが特徴です。
無人搬送車の種類は、前後進はもちろん全方位走行も可能な積載型AGVから、低床型、フォークリフト型まで様々。
搬送物に合わせて搬送重量150kg~6000kgまで幅広く対応しています。
明電舎の台車型AGVは、全方位走行に対応した大型の無人搬送車です。前後左右斜めはもちろんのこと、その場でのスピンターンなど小回りの効く走行が可能なので、奥まった位置にある移載ステーションへの寄り付けや、狭い通路の走行など作業現場のレイアウトに合わせて運用できます。また、ユーザーの要望に合わせて24時間稼働に必要な自動充電装置、行先指示や交差点制御に必要な無線LAN装置などの高度な機能もオプションとして追加できます。
明電舎の全面低床型AGVは、ユーザーがすでに使っている既存の台車にそのまま適用できるリフト式の無人搬送車です。全高はわずか180mm、全幅も380mmというコンパクトな設計で、カゴ台車の下に潜り込んだ後に内臓リフターで台車ごと持ち上げて運搬します。既存のカゴ台車に手を加える必要がないため、導入にかかる手間やコストを削減できます。
明電舎の創立は1897年と古く、120年以上にわたって培ってきたモーター制御技術のノウハウに基づき、産業物流製品や電鉄用システム、プラント建設工事、発電システムなどの研究開発に携わってきました。
国内では、北海道から沖縄まで全国エリアに支店・営業所を構え、海外拠点も中国、インド、シンガポール、タイ、ドイツ、アメリカなどグローバルに展開しています。
走行性能 | 全方向、前進、前後進 |
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誘導方式 | 磁気誘導方式、レーザ誘導方式、マルチ誘導方式 |
搬送物重量 | 150kg~6,000kg |
住所 | (本社)〒141-6029 東京都品川区大崎二丁目1番1号 |