工事用バッテリー機関車や無人搬送システムなどの設計から施工まで一環して対応する専門メーカー新トモエ電機工業。レンタルでの提供も行っています。そんな新トモエ電機工業が提供する無人搬送車の性能や特徴、導入事例をご紹介します。
コイルセンターにてコイル自動搬送を行うため「20tスチールコイル自動搬送AGV」を導入。搬送作業の効率化に貢献しています。
印刷機製造メーカーで、搬送作業効率化のため加工組立ライン上の部品搬送を行う「1t積印刷機加工組立AGV」を導入しました。
新トモエ電気興業では、クライアントの要望やニーズに合わせたオーダーメイドのAGVを製作します。軽量物(200kg)から重量物(MAX50ton)まで、積載荷重の大小にかかわらず対応可能。また、重量物搬送での停止精度では±10mmを実現します。
充電方式には自動充電・非接触充電・手動充電などがあり、各設備環境に応じた方式を提案。移載装置もコンベア装置やプッシュブル装置など、状況に応じて装備します。
新トモエ電機工業のAGVは、磁気棒埋設や磁気テープなどの電気誘導を中心として設備に対応した誘導方式を採用。電気誘導とは、床に埋設するか貼り付けた磁気ガイドを磁気センサーで検知し、ステアリングを制御する誘導方式のことです。メリットは、コストダウンを実現できることや国内で広く普及している誘導方式なのではじめてでも導入がしやすいことなど。デメリットとしては、コースから外れて自律走行ができないことなどが挙げられます。
また搬送物の移載に伴う上下昇降が必要な場合は、台車に昇降ピンをひっかけ搬送させるリフター搭載にも対応可能です。
コイル材から切断された鋼板10トンを、駆動ローラーコンベア付きストック台から別ヤード加工工場内のストック台まで搬送します。操作盤押ボタンスイッチで鋼板が荷台面に移動された後、AGVが搬送走行を開始。床面に埋設された磁気誘導棒の経路に従って少し離れたステーションまで走行し、自動停止します。
23のステーションの間を自動制御によって3台同時に走行します。積載量は1トンまでで、速度は30メートル/分となっています。大きさは、1.3×1.0×0.5(メートル)です。
積載量は20トンまで。速度は30メートル/分、大きさは、4.6×2.0×0.9((メートル)です。
走行性能 | 速度:MAX30m/min |
---|---|
誘導方式 | 磁気誘導(磁気棒埋設・磁気テープ) |
搬送物重量 | ~50ton |
住所 | 東京都大田区大森北1-5-1 JRE大森駅東口ビル 2階 |