オムロンの製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
菓子製造業に無人搬送車を導入した事例では、出来た菓子の搬送ルートに通路があり、レーンを設けるのは困難でした。
そこで、レイアウト変更せずに作業者の負担を軽くできる、無人搬送車を採用する運びに。
人が頻繁に行き交う通路上の運行も、自動で障害物を避ける機能が付いているので、問題なく搬送できています。
アパレル産業に無人搬送車を導入した事例では、工場の増設で搬送ルートが複雑になってしまい、作業者の負担が重くなっていることが問題視されていました。
導入後は、1~2階にかけての商品の搬送がスムーズになり、作業者の負担を軽くできています。
ロボット同士は干渉しないので、ひとつしかないリフトの乗り降りも問題なく自動走行します。
製造業に無人搬送車を導入した事例では、作業者が部品供給するのは労力がかかり過ぎると懸念されていました。
作業者への身体的な負担も大きく、工程をスリム化する必要があったのです。
導入後は、400以上ある部品のストック場所を覚える必要がなくなり、大幅に作業効率が上がっています。
また、作業者が部品の運搬をしなくなったことで、身体的な負担も解消されています。
オムロンのLD/HDシリーズは、最大で100台まで統合制御が可能。
現在位置、稼働状況、空き状況を監視し、複数台の無人搬送車に作業を振り分けられます。
操作しながらルートを試運転すれば、工場内のCADデータ不要で基本的な運行設定が可能です。
オムロンのモバイルロボットは、作業員や他の搬送機器が行き交う複雑な製造現場でも衝突せずに自律走行するAGVです。最大15m、検出角度240度のレーザースキャナーを搭載しており、周辺環境の地図を自動で作成し、その地図に従って障害物との衝突を避けながら走行します。走行ルートのマーキングが不要なので、手押しカートや既存のAGVをすでに利用している現場にもスムーズに導入できます。
また、このモバイルロボットは運行管理ソフトウェア「Fleet Manager」と併用することで最大100台までのAGVに関する現在位置や、稼働状況、空き状況などの情報を一元管理することが可能になります。手が空いているAGVにジョブを振り分ける「運行管理機能」や、AGV走行ルート上の交差ポイントで通過タイミングを調整する「交通整理機能」などを駆使すれば、作業現場の生産効率を大幅に向上できます。
オムロンは、「制御進化・知能化・人と機械の協調」の3本のサービスを提供する会社です。
さまざまな商品とさまざまな制御ソフトウェアを組み合わせ、進化した制御技術を提供。
精密な加工技術、スピード感のある機械制御など、従来機械では到底不可能であった匠の技を再現しています。
走行性能 | 記載なし |
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誘導方式 | 磁気誘導方式 |
搬送物重量 | 60kg~1,500kg |
住所 | 〒600-8530 京都市下京区塩小路通堀川東入 |