株式会社マーブル(旧シグマトロン)は東京都中央区に本社を構えていて、全国に53の拠点があります(2024年10月現在)。主に「AutoMotive」「医療ヘルスケア」「AI・IoT」「ロボティクス」の4つの事業分野で活躍している企業です。そんな株式会社マーブルが提供する無人搬送車の性能や特徴、導入事例をご紹介します。
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有軌道のAGVの場合、工場内の配置を変更するたびに磁気テープの張替えが必要ですが、株式会社マーブルのAGVはあらかじめ設定したルート上を自律的に走行します。そのため磁気テープは不要。ルート変更の際も張り替える必要がないので、床も汚れません。
また任意の方向に移動できるように特別に設計されたホイールである「メカナムホイール」を搭載しているため、全方向へ移動することが可能です。障害物センサーが付いていて、モノや人などの障害物を避けて搬送することができます。
株式会社マーブルのAGVでは、自分の位置の推定と環境地図作成を同時に行うことができる拡張SLAM機能を搭載。レーザー測域センサーにて地図作成を行い、高精度な位置同定を実現します。
そのため、事前に地図を作成することでルート設定が可能。配置を変えたいと思えば、新たに地図を作成すればルートの変更ができます。誘導帯などの工事が必要ないため、いつでも簡単にコースの変更を行うことができるでしょう。
オプションのインテリジェント群制御を付けることで、MAX20台のAGVを運用が可能となります。適切なAGVと経路を自動で決定し、指示・運用することができるでしょう。
∑one100シリーズは、マルチ誘導方式無人自動搬送ロボット。部材を搭載すれば自動で目的地まで搬送できるため、ライン変更対応においての部品供給や完成品搬出などに力を発揮できるでしょう。
事前に地図を作成することでルート設定が可能。レーザ測域センサを用いているため高精度な位置同定を実現できます。また新たに地図を作成すれば、配置を変えた際の新たなルート設定を簡単に行うことができるでしょう。20台までの連動動作が可能となっています。
走行性能 | 全方向移動 |
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誘導方式 | マルチ誘導方式 |
搬送物重量 | ~10kg |
住所 | 東京都中央区日本橋本町4-8-14 東京建物第3室町ビル |