シャープの製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
広い店内で、料理を配膳したり食後に片づける作業が大幅に軽減されました。
スタッフが客席で接客する時間を増やすこともでき、サービスの向上につながっています。
料理の配膳の自動化による業務効率化と、それに伴う人員配置により、現在だけでなく将来的な人手不足への対応策にもなっています。
今回、AGVを導入したのは作業負担が大きかった中物部品の入出庫搬送です。
タブレット端末を使って簡単に行先を指示でき、最長往復約500mもある搬送作業が自動化され、現場からは喜びの声が上がっています。
空調部品のため、夏場をピークに需要変動が大きい点も課題でしたが、AGVのレンタルを併用することで、繁閑差に応じて台数を増減させて運用できたこともメリットでした。
AGV導入の結果、15%の生産性向上、2名相当の省人化という効果がさっそく得られています。
倉庫管理システムとAOSの連携により、ピッキング対象品の棚の前までAGVが作業員を先導してくれます。
ピックする商品はタブレット画面に表示され、ピック後はバーコードスキャナーで検品でき、ミスを予防。作業員のピッキングの能力差をカバーできるのがメリットです。
一方、入出庫作業では荷物を積載した6輪台車を牽引して指定した目的地に無人搬送。いわば“バーチャル コンベア”として、作業員の負担軽減に役立っています。
シャープでは、ガイドレスの無人搬送車を取り扱っており、センサ・アルゴリズムにより磁気テープなしで、設定されたルートの走行が可能です。
より安定した走行を求めている企業に対しては、ガイドありの磁気誘導方式も提供しています。
(ここに製品写真を挿入)
シャープのAGVパッケージは、コース作成から運用まで自分の手で行えるソリューションです。Easy Course Editorと呼ばれるグラフィカルなコース設定ソフトを用いて、コースレイアウトを確認しながらAGVの動作を設定できます。また、導入が不安なユーザーに対してはコース設計・施工の代行サービス。導入後の運用が不安なユーザーには電話相談サポート、最大5年間の保証延長パックなど、導入から運用まで豊富なサポート体制も用意されています。
シャープの低床ガイドレス(無軌道)AGVは、走行ルートを手軽に設定・変更できるAGVです。磁気誘導方式とは異なり、走行ルート工事が不要なガイドレスタイプのAGVなので、ルート変更が頻繁に発生する工場や倉庫などでも柔軟な搬送が可能です。あらかじめ設定したルートの上を自律走行し、ルート上に人や棚など障害物がある場合は本体に搭載されたセンサーでそれらを完治して停止または回避して走行可能で、作業現場の効率化に貢献します。
シャープは、電気機器・電子部品の製造販売をしている大手メーカー。さまざまな製品を手掛けているので、実績・ノウハウがあり、多角的な提案が可能です。
無人搬送車に関しても、コース作成から運用まで自社で対応できるパックを提供するなど、ガイドラインが確立している大手ならではのサービスを提供しています。
走行性能 | 前進・後進・スピンターン |
---|---|
誘導方式 | 磁気誘導方式・自立移動方式 |
搬送物重量 | 200kg~1,000kg |
住所 | (本社)〒590-8522 大阪府堺市堺区匠町1番地 |