中西金属工業の製造・販売する無人搬送車(AGV)について、製品数、運搬性能、走行性能、誘導方式、搬送物重量のほか、無人搬送車の特徴、導入事例をまとめています。
パレット商社として、全国エリアで木製パレットの貸し出し、保管、整備に関するサービスを提供する株式会社ペーパーハウスでの事例。
1日あたりのパレット入庫率はトラック40台分の約6万枚に上り、それらを1品ずつ検品する業務負担を軽減するために、工場ライン作業を可能な限り自動化する必要がありました。
作業効率向上と安全性担保の観点から、中西金属工業の「ROBO Fork15」を導入し、安全性を損なうことなくフォーク作業員の業務改善に成功しました。
中西金属工業は、様々な無人搬送システムを手がけており、積載型のロボキャリーをはじめとして、パレット品を自動で出し入れできるロボキャリーラック。
電動走行のフォークリフト型搬送車、低床環境での使用を想定した小回り重視の牽引型搬送車など、複数の無人搬送車を製造・販売。
複数台の無人搬送車をパソコン一台で一括管理できる利便性と、走行レール上の障害物を感知するセンサーを搭載した高い安全性が特徴です。
中西金属工業の無人走行フォークリフトロボット ROBO Fork15は、工場や物流倉庫内での作業員不足を解消するために開発された無人走行ロボットです。作業員不要、常時稼働監視を可能にし、高い作業効率と安全性を維持しながら構内の物流自動化に貢献します。レイアウト変更は簡単なPC作業で対応可能なので、誘導線増設などの面倒な手間はかかりません。また、ニーズに合わせてIoTを活用すれば、無人機や自動保管庫と連携してより効率的な無人構内物流システムを構築できます。
中西金属工業の低床AGV ROBO Rookは、全高わずか180mmの低床型AGVです。40mmのリフトアップ機構を搭載しており、多種多様なカゴ車や台車に対応しています。バッテリーには環境に配慮したリチウムイオンを採用しており、わずか1時間ほどで満充電できるという短時間充電も大きな魅力です。走行機能は前進だけでなく分岐、スピンターンに対応しており。小回りが必要な作業現場でも十分に活躍します。
中西金属工業は1977年に大阪で創立して以来、電動台車を中心に製造販売を続けてきた物流機器メーカーです。
民間企業との取引実績はもちろん、2021年には大阪市藤井寺市と連携して自動除菌ロボットの実証実験を実施するなど、公民連携プロジェクトにも注力。
要望を汲み取るだけでなく、現場や用途に合わせたカスタマイズを積極的に提案することで、使い勝手のよいマテリアルハンドリング機器の提供に努めています。
走行性能 | 横行、スピンターン |
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誘導方式 | 磁気誘導方式、光学テープ方式、マーカー誘導方式 |
搬送物重量 | 380kg~1,500kg |
住所 | 〒530-8566 大阪府大阪市北区天満橋3丁目3番5号 |